「そろそろマラソン大会に挑戦してみたいけど、関東にはどんな大会があるんだろう?」「初めてだから、制限時間が長めで走りやすいコースがいいな。できれば、きれいな景色も楽しみたい!」そんなふうにお考えではありませんか?関東エリアには数多くのマラソン大会があり、どれを選べば良いか迷ってしまいますよね。ご安心ください。関東には、初心者が初挑戦するのにぴったりの、走りやすくて魅力的なコースの大会がたくさんあります。この記事では、関東地方で開催されるマラソン大会の中から、特に初心者におすすめの「景色が良くて走りやすい」と評判の人気コースを5つ厳選してご紹介します。
初心者が関東のマラソン大会を選ぶ際の3つのポイント
初めてのマラソン大会選びは、完走できるかどうかを左右する重要なステップです。やみくもに選ぶのではなく、いくつかのポイントを押さえて自分に合った大会を見つけることが成功への近道となります。ここでは、特に初心者が関東でマラソン大会を選ぶ際に注目すべき3つのポイントを解説します。
ポイント1:制限時間の長さと関門の数
初心者にとって最も気になるのが、時間内にゴールできるかという点でしょう。そのため、制限時間が長く設定されている大会を選ぶことが非常に重要です。制限時間が6時間以上あれば、途中で歩いたり休憩したりする余裕も生まれます。また、コースの途中に設けられている「関門」の数や閉鎖時刻も確認しておきましょう。関門が少ない、あるいは後半に集中している大会の方が、序盤に焦らず自分のペースで走りやすいと言えます。

ポイント2:コースの起伏(高低差)が少ないか
コースの起伏、つまりアップダウンの多さも完走の難易度に大きく影響します。坂道は平坦な道に比べて体力の消耗が激しく、特にレース後半での急な上り坂は、初心者ランナーの心を折る原因にもなりかねません。大会の公式サイトにはコースの高低差を示した図が掲載されていることが多いので、事前にチェックし、できるだけフラット(平坦)なコースの大会を選ぶのがおすすめです。

ポイント3:大会の規模とサポート体制
大会の規模や運営のサポート体制も、安心して参加するための大切な要素です。大規模な市民マラソン大会は、沿道の応援が多くて力をもらえたり、給水所や給食所(エイドステーション)が充実していたりするメリットがあります。ランナーへのサポートが手厚い大会は、万が一のトラブルの際にも安心です。大会のウェブサイトや過去の参加者の口コミなどを参考に、大会の雰囲気やサポート体制を確認しておくと良いでしょう。

【関東編】初心者におすすめ!景色が良くて走りやすい人気マラソン大会5選
それでは、上記の3つのポイントを踏まえて、関東エリアで開催される初心者におすすめのマラソン大会を5つご紹介します。どの大会も景色が良く、走りやすいと評判で、初めての挑戦にぴったりです。
1. 湘南国際マラソン(神奈川県)
海沿いを走る絶景のフラットコース
湘南国際マラソンは、神奈川県の相模湾沿いを走る人気のマラソン大会です。コースの大部分が海岸線に沿っているため、常に海を眺めながら走ることができるのが最大の魅力です。江の島や富士山を望む絶景は、長距離ランの疲れを癒してくれるでしょう。コースはほぼ平坦で、初心者でも非常に走りやすいレイアウトになっています。

大会の特徴と初心者へのおすすめポイント
この大会は制限時間が6時間30分と長く設定されており、初めてフルマラソンに挑戦するランナーにとって心強いです。給水所も豊富に設置され、サポート体制も万全。都心からのアクセスも良く、多くのランナーが参加する大規模な大会なので、お祭りのような華やかな雰囲気を楽しみながら走ることができます。
2. ちばアクアラインマラソン(千葉県)
海の上を走る非日常的な体験
ちばアクアラインマラソンは、その名の通り、東京湾アクアラインを走ることができるユニークな大会です。普段は車でしか通行できない高速道路の海上部分を自分の足で走るという非日常的な体験は、この大会でしか味わえません。360度海に囲まれた絶景の中を走る爽快感は格別です。

大会の特徴と初心者へのおすすめポイント
2年に一度の開催という希少性も相まって、非常に人気が高い大会です。海の上という特別なロケーションと、沿道の盛大な応援がランナーを後押ししてくれます。ただし、海上は風が強い場合や、橋への上り下りで多少のアップダウンがあるため、その点は念頭に置いておくと良いでしょう。
3. さいたまマラソン(埼玉県)
都市部を走るフラットで走りやすいコース
さいたまマラソンは、さいたま新都心周辺の市街地を駆け抜ける都市型マラソンです。道幅が広く、コース全体を通して高低差がほとんどないため、非常に走りやすいと評判です。普段見慣れた街の景色の中を、大勢のランナーと共に走るのは新鮮な体験となるでしょう。

大会の特徴と初心者へのおすすめポイント
都市部開催のため沿道の応援が途切れることなく、終始温かい声援が力になります。主要駅からのアクセスも抜群で、参加しやすいのも魅力の一つです。制限時間も7時間と余裕があり、初心者ランナーが安心して完走を目指せる環境が整っています。
4. ぐんまマラソン(群馬県)
利根川沿いの自然豊かなコース
ぐんまマラソンは、雄大な利根川の河川敷を中心としたコース設定が特徴の大会です。豊かな自然を感じながら、リラックスして走ることができます。コースは全体的にフラットで、記録を狙うランナーからファンランナーまで、幅広い層に人気があります。

大会の特徴と初心者へのおすすめポイント
比較的規模が大きく、運営がしっかりしているため安心して参加できます。地方開催ならではのアットホームな雰囲気と、地元の方々の温かいおもてなしも魅力です。制限時間も6時間と十分確保されており、自然の中を気持ちよく走りたい初心者におすすめの大会です。
5. かすみがうらマラソン(茨城県)
湖畔の景色を楽しめる歴史ある大会
かすみがうらマラソンは、日本で2番目に大きい湖である霞ヶ浦の美しい湖畔を走る、歴史と伝統のあるマラソン大会です。穏やかな湖面を眺めながら走るコースは、開放感にあふれています。コースはほぼフラットで走りやすく、多くの市民ランナーに愛されています。

大会の特徴と初心者へのおすすめポイント
この大会は国際盲人マラソンを兼ねており、ランナーに対するホスピタリティが非常に高いことで知られています。ボランティアのサポートも手厚く、初心者でも安心して参加できる温かい雰囲気があります。制限時間も6時間と設定されており、景色を楽しみながら自分のペースで完走を目指せます。
初めてのマラソン大会!準備と当日の注意点
参加したいマラソン大会が決まったら、次は本番に向けた準備です。初めての大会でも慌てないよう、事前に流れや注意点を確認しておきましょう。
大会エントリーの方法と締め切りについて
マラソン大会への参加は、事前のエントリーが必須です。ほとんどの大会は、公式ウェブサイトや「RUNNET」のようなランニングポータルサイトから申し込みができます。人気の大会はエントリー開始後すぐに定員に達してしまうこともあるため、参加したい大会のエントリー開始日は必ずチェックし、早めに申し込むようにしましょう。

事前にチェックすべき持ち物リスト
大会当日に忘れ物がないよう、事前に持ち物リストを作成して確認することをおすすめします。ランニングシューズやウェアはもちろん、ナンバーカード(ゼッケン)と計測チップは絶対に忘れてはいけません。その他、天候に応じた雨具や防寒着、エネルギー補給食、着替えなども準備しておくと安心です。

当日の食事と水分補給のコツ
レースで力を最大限に発揮するためには、当日のエネルギー補給が鍵となります。食事は、消化が良くエネルギーになりやすい炭水化物を中心に、スタートの3時間前までには済ませておきましょう。また、脱水はパフォーマンス低下に直結するため、スタート前からこまめに水分を補給し、レース中も給水所に必ず立ち寄るように心がけてください。

まとめ:お気に入りの大会を見つけて、関東でのマラソンを楽しもう
関東エリアには、初心者でも安心して挑戦できる、魅力的なマラソン大会が数多く存在します。完走を目指す上で大切なのは、制限時間が長く、コースがフラットで、サポートが充実した自分に合った大会を選ぶことです。今回ご紹介した5つの大会を参考に、あなたにとって最高のデビュー戦となる大会を見つけて、マラソン完走という素晴らしい体験への第一歩を踏み出してください。


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